【ビルドアップとGKに関して】
もうどんな感じで書いていたのかさえも忘れてしまった。久し振りの更新。リバプール戦について。
結果は1-3の敗戦。このスコア自体は、現在の両チームの立ち位置を考えれば、受け入れられない!というモノでは無いでしょう。(もちのろん勝ちたかったガネ)
しかし、試合内容のとある部分にショックを受けたアーセナルファンはそれなりに多いのではないでしょーか。
それはGKからのビルドアップです。
アルテタ就任以降、この部分に精力的に取り組んできたアーセナル。
シティ戦のオバメヤン、CSリバプール戦のオバメヤン、フラム戦のオバメヤン…とトップクラブ相手の試合も含めて、再現性の高い形で得点を重ねられるようになっていました。
しかし、新生アーセナルの象徴・自信の源とも言えるこの形が、この試合では、得点シーンを除きすっかり陰を潜めてしまっていました。
終始バタバタ感が収まらず、そのアーセナルに見せつけるかのように、高精度フィードを飛ばしてくるリバプール。。
コミュニティシールドとはいえ同じ相手にもっとやれた。中盤とバックラインのメンバーは変わらない。それなのに明らかに精度が落ちている…
と言うことで、現在、様々な場所で見かけるのがレノ or エミマルの論争です。
今回はその部分を中心に「前回(コミュニティシールド)と何が違ったのか?」について個人的な意見を綴ろうと思います。
アーセナルのビルドアップのコンセプトを簡潔に言うと、引き付けて出す、引き付けて出すの繰り返し。
11対10の優位を最大限に活かして組み立て、相手が前に食い付いてくれば、縦パス(主に両SBやジャカからの)を起点に一気にスピードアップ。
疑似カウンターと言うように、快速アタッカー達にスペースのある状態で素早く攻撃させます。
先述のシティ戦のゴールは、その最も綺麗な例と言えるでしょう。
Playing football 𝗧𝗵𝗲 𝗔𝗿𝘀𝗲𝗻𝗮𝗹 𝗪𝗮𝘆 ™️ pic.twitter.com/70E1HTiw5h
— Arsenal (@Arsenal) July 19, 2020
すゔぁらしい。
このようなビルドアップの過程で大切になるのは、「相手が前からプレスにきている最中でも、オープンな選手を作る」ということ。
そして、そのための方法の1つが「中盤に当てる」というプレーです。
【バックライン&GKでボールの横移動が連続する場合】
こういった横移動→横移動→SBエリアでのロストという流れは、19-20の前半戦・エメリ🍎アーセナルの時によく見たなあと感じる人も少なくないのではないでしょーか。
【中盤に当てる場合】
そこでアルテタ就任後、特に3CBへの変更以降、「多少相手に捕まっていても中盤に当てる。中盤はバックパスや横パスでボールを空いたスペースに逃がす。」といったプレーを多用するようになったアーセナル。
これに関してははっきりとYesと答えたいです。まあ、一応未来に絶対は無いという予防線は張っときますが。
まず最初にハッキリさせたいのが、「足元の技術=ビルドアップ能力」ではないよね、ということ。
GKのこの近距離ビルドアップの場合、最低基準さえ満たしていれば、足元の技術よりもスペースの認識だったり、成功体験から得た動かし方だったりの方が遥かに重要になってくる。
それゆえ、この部分は環境が整えば年齢関係なく伸びる例が珍しくない。
最近の例で言うと、インテルのハンダノビッチはめっちゃうまなったよねー。
レノに関しても、精度とかそんなんよりも逆足を使うところだったりの、意識や慣れの部分の問題だと思ってるので、アルテタの指導の下でもっと場数を増やしていければ必ず上達すると思ってます。
マルティネス: 以前なら右足でコントロールしてたかもしれない。でもあの時は左足でコントロールしたから時間があった。あれが、もう少し余裕を持って皆が快適な状態になれるようにと、アルテタが皆に言っていることなんだ。(ガーディアン)
— mygunner (@mygunner98) July 31, 2020
これは後半中に思ったこと。
…CBの距離近すぎない??
近すぎてサラーが1人でルイス→レノ→ホールディングの3人にプレスをかけられる状態。
相手を動かしてスペースを使いたいってチームが、3人を1人で対応されちゃ、そりゃ繋げんわあー。
ルイスの方は以前から内側で受けて、全体を見渡しながらボールを扱うことが多かったけれど、この試合はホルディーニまで内側に。
これはコミュニティシールドの時。全然違いますなー。
マネの圧力を嫌がったんかねえ。まあ別にずっと継続されるもんでは無いでしょー。
アルテタ・アーセナルのNo.1ターゲットで、現在交渉中とされるリヨンのフランス代表、アウアー。
が、個人的にはどんな起用法をするの?ってとこがあまりパッとしない。
現在の3-4-3に強引に当てはめるならば、左シャドウか2CHのところでしょう。が、層が飽和気味の前線or最適性から外れてる2CHのために、アウアー獲る??となる。
仮に4-3-3に移行するならば、アウアーの最適性ポジションは作れるじゃろう。が、今まで全く4-3-3を試していないのは何を懸念してのものだったのか!となる。
難しいですわあ。。
・更新していない間にシステムが新しくなってた。めちゃくちゃ使いやすい。
・「このくらいの時間で書き終わるぞ」っていう見込みが正解したことない。
・アウアーはよこい。
・本文と矛盾したことを言ってるように聞こえるかもしれないが、レノが足元ない扱いされてるのを見るとなかなか腹が立つ。
・ガブリエル3号機最高です。
・最後まで読んでいただきありがとうございます。
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