NLD!!! 【アーセナル 対 スパーズ】


はい、ノースロンドンダービーについて纏めていこうと思います。

まずはスタメンから。


アーセナルの前節からの変更は約1ヶ月の離脱から復帰したムスタフィと、イウォビに変わってラカゼットが先発起用されたところ。この前線の3枚と最終ラインの3枚が同時先発なのは初めてだそうで。更にメルテザッカー・ウェルベックも復帰してベンチ入りしました。


一方スパーズはリバプールやマドリーを粉砕した試合と同じ5-3-1-1システムを採用。この試合のスタメンで気になる所はアンカーと両WBのチョイスです。アルデルヴァイレルトの負傷によって3CBシステムで戦うにはダイアーを落とすしかない+ウィンクスが怪我明けという事でアンカーにはデンベレを、フィジカルよりテクニカルな面を優先してかトリッピア・デイビスをWBに起用してきました。



・アーセナルの前プレはどのようなモノだったのか振り返ってみる。

この試合の大きなポイントとなったのがアーセナルの前プレですね。スパーズが3CBシステムだったので、アーセナルは5-2-3システムで3トップ対3CBの噛み合わせを作る形のプレッシングをするかな?と思っていたのですが、実際はシャドウの選手をCFと同じ列に並ばせない5-2-2-1のシステムでプレスを仕掛けていました。

その狙いは中盤の数的不利を誤魔化す事です。

【5-2-3の場合】

5-2-3システムの場合はこのように、最前線で噛み合わせを作る事で相手最終ラインの選手から時間と空間を奪える一方、1列目と中盤の間にスペースができ相手のアンカーの選手が完全フリーになってしまいます(デンベレがこのポジショニングを取れていたかは微妙な所だけれど)。

特にこの試合のスパーズのCBは本職中盤のダイアーが務めているので、ファーストディフェンダーのプレスを外されて一列前にパスを入れられる可能性はいつも以上に高いです。

更に、シャドウとCFの選手が同じラインに並んでしまうと斜めのパスへの制限が出来ず、広範囲にパスを振り分けられてしまうため、CBが迎撃で対応しようにも的を絞り辛いんですよねこれ(WBは相手WBにピン止めされている前提)。

【5-2-2-1の場合】


それが5-2-2-1だと、シャドウの選手のラインが下がる事によって、両脇のCBへ掛かる圧力は緩くなりますがフリーになるアンカーの選手への対応とCBからの斜めのパスへの制限(※)が出来るようになります。


※シャドウの選手はCB-IHのパスルートを完全に塞いでいる訳では無いので、そこへ斜めのパスを送り込めない事も無いですが、IHの選手達はその斜めのパスを受けられるエリアが限定されていて、アーセナルのCB陣に迎撃の的を絞られているのでスパーズがそこからチャンスを作れる確率は高くない。
つまり、パスを引っ掛けたら即数的同数のショートカウンターを受けるというリスクを背負ってギリギリの所を狙うにも関わらず、リターンが少ないのでスパーズがそこを攻撃の糸口にするのは得策では無いっちゅー事です。


こうなるとスパーズのCBは空いている両脇のCBへの横パスに逃げるしか無くなるのですが…



そこはアーセナルが撒いたエサ。ここから逆サイドのIHを捨てた同数プレッシングを発動してボールを刈り取るというのがアーセナルの守備プランでした。

実際のシーンを見てみましょう。


局面はスパーズのビルドアップ。ダイアーがボールを保持しているところ。

スパーズは中盤での数的優位を確保出来ているため、IHのシソコがフリーとなっていますがシャドウのアレクシスサンチェスがパスを通せるか通せないか非常に微妙な所にポジショニングしているので、ダイアーはリスクを避けてダビンソンサンチェスへの横パスを選択します。



これがアーセナルの狙い通りの流れ。CB→IHと比較するとCB→右CB→IHの展開はボールの移動距離が長くなる分、全体がスライドする時間を得られるようになるんですよね。


ここにナチョの迎撃が加わりシソコにバックパスを選択させ、その後のスパーズのプレス回避のロングボールを回収する事でアーセナルはスパーズのビルドアップを破壊する事に成功しました。

スパーズに、ハイリスクローリターンの攻撃をするか、アーセナルが対策済みのエリアへ攻撃するかの二択を迫る…という非常によく練られた守備になっていました。

・シティ戦から変わった前線の守備意識


↑↑の前プレの一連の動きを見て分かる通り、これらの守備を成立させるにはCHのスライドがとても必要不可欠です。そして、そのCHのスライドをサポートするのが一つ前の選手の守備になります。

正直、


このように後ろを見ずに突っ込んでCHのスライド量が増えてしまうようでは、この守備は全く成立しません。

しかし、この試合では前線が単独プレスを仕掛けるというようなシーンは殆ど見られませんでした。
例えばこのシーン↓↓


アーセナルのCHがボールサイドによって密度を高めている所。しかし中盤はシステムの噛み合わせ上、数的不利になってしまうので、逆IHのシソコが完全にフリーとなっています。ボールは人より速いです。フェルトンゲンやダイアーから斜めの楔がシソコへ打ち込まれれば、間違いなくCH脇をやられるでしょう。

ここで重要になるのが一つ前の選手の守備。アレクシスサンチェスは首を振ってシソコのポジショニングを確認しています。


そしてボールがダイアーに渡るタイミングでパスルートを塞ぎにかかり、


ダビンソンサンチェスへ誘導。よって先ほどと同じように、スパーズにボールの移動距離が長くなるCB→右CB→IHのルートを選択させ、CHのスライドを間に合わせる事ができました。

よく、「サンチェスの前プレに後ろが連動しないのが悪い!」と言うような批判が見られますが、それは間違いであって「後ろが連動しやすい状態を作るのも前線の守備の仕事だよ」というのがよくわかる場面だと思います。

で、この「後ろがプレスに連動しやすい状態を作る」って意識が特に高いのがラカゼットですね。

↓↓のワンプレーの間だけで何回首を振って後ろを確認してるねんっていう…。


これだけ後ろの事を観て考えて仕掛けたプレスの結果がこれですよ。


ダイアーにはロングボールで逃げる以外の選択肢は残されていません(ここでもアレクシスサンチェスがタビンソンサンチェスに食いつくのでは無く、CB-IHのパスを牽制出来る位置に立っているのが肝)。


アーセナルはこの5-2-2-1システムと前線の守備への入り方のポジティブな変化によってスパーズのビルドアップを立て続けに破壊していきました。



・対するスパーズの前プレ。

アーセナルの前プレをここまで褒めると、スパーズファンの方に「いやいや!近年のプレミアで前プレ言うたらウチですやん!」って言われそうw

まあその通り。今季5-3-1-1システムでの上位戦時は撤退守備を選択する事が多かったスパーズですが、この日は前プレを仕掛ける頻度を高くしていた印象でした。


システムは、両脇のCBからボールを前進を図るアーセナルに対してボールサイドのIHを押し出す5-3-2→5-2-3の可変式です。

アンカー・逆サイドのIHをスライドさせて中盤でも噛み合わせを作ります。


こういう同数プレッシングを仕掛けてくる相手に対して、今季のアーセナルは間受け・裏抜けによって相手の守備の基準点を乱してボールを前進させるというアプローチをとっています。

スパーズの中盤のスライドは噛み合わせを作るためのモノであり、スペースをケアするモノでは無いのでシソコが出ていった後のスペースが空きます。

よってアーセナルはそのスペースでの間受けをビルドアップの出口にしようとするのですが、スパーズはしっかりとアーセナルの間受け対策を練ってきていました。


IHが空けたエリアへの侵入はCBが出ていき撃退。当然、その裏のスペースを相手に狙われる事になるんですが…


それをオフサイドトラップでケア。
仮に失敗しても、相手選手は中→外の動きとなっているのでゴール前への帰陣は間に合うという算段です。


それは右サイドでも同じく。特にエジルに対してフェルトンゲンはかなり強く当たりに行っている印象でした。(アーセナルの攻撃はコシェ→エジルのラインを強みの1つとしているので、シソコよりもエリクセンが前プレ隊に加わる頻度が高かったかな。)


このスパーズのプレッシングによってアーセナルもなかなかビルドアップの出口を掴めず、お互いボールが落ち着かない試合展開になっていきます。



・ロングボールとトランジションの部分について

こんな展開で大事になってくるのがロングボールの使い方とトランジションの部分ですよね。

先に結論を言うと、スパーズは「誰をロングボールの的にするのか」「ネガトラ時は圧力を掛けるのかディレイするのか」という部分がアーセナルと比べると曖昧でした。その差が前半の流れに表れたのだと思います。
恐らくアーセナルのプレスの強さと、それによってデンベレの剥がしの効く場面が思いのほか少なかった事がポチェさんの誤算だったのかなと。


一方アーセナルは、

このようにロングボールは左サイド、特にコラシナツのところへ集めるとハッキリさせていました。

それはチェフのパスマップにも表れていますね↓↓


また、トランジションの部分でも「奪われた後はマーク・ゾーンよりもボール周辺でカオスを作る事を優先する」ってのが徹底されていました。特にCHの選手。


このように、ラムジーがボールサイドの密度を高めに行った事によりシソコが完全フリーになっていますが、次から次へと人がアプローチに来てスパーズの選手達は思考時間を奪われているため、そこを見つける事が出来ないんですよね(ここでしっかりと周りの状況を把握して、味方へコーチング出来ているエリクセンは流石としか)。


よって、支配率は五分五分ながらゴール前に迫る頻度はアーセナルの方が若干高いと言うような展開になっていきます。


・アタッキングサードでのアーセナル。


どちらかのチームのボール保持が安定している試合と比べて、お互いの守備が機能した上でのトランジションゲームでは、攻撃時の意図や狙いを見出す事が難しいです。この試合の前半なんかは特に。

その中で「あ、今日のアーセナルはこれを続けて狙ってるな。」と思ったのが"エジルで最終ラインのピン止めをしてその間にスルーパス"って形です。

「エジルを捕まえなければ!」という相手の心理を逆手にとった攻撃ですね。


んま〜凄く効いてた。得点にも繋がったし。

ちなみに個人的に好きなのはこのシーン↓↓。


ベジェリンが相手2人の頭を越すロブパスを使ったエジルとのワンツーでハーフスペースに侵入。


フェルトンゲンの意識をエジルに向かわせてピン止めして〜の…


その間をスッパーン!と通すスルーパス。ダビンソンサンチェスの執念の戻りによって防がれてしまいましたが、完璧に自分達の形を作っています。


ベジェリンはよく突破力が無い事を理由にWBでの評価がチェンボより下になっている事がありますが、↑↑のような一列前の選手のポジションを見てのレーン移動やスルーパスはチェンボにはありません。ビルドアップへの貢献度や、フリーランの質もかなり差がありますし、ポジショニングが調整されてからのベジェリンのWBは総合的にチェンボより上だと自分は思っとります。


まあ確かに1on1からクロスに持ち込める頻度はもうちょい高めて欲しいと思うけれど(得点チャンスを潰してるって事より、攻撃を切れずに被カウンターのピンチを招く可能性があるって事がマズイ)。



・スパーズの定位置攻撃とその際の問題。


アーセナルは守備時、エジルにハーフスペースへのコース切りを徹底させていました。まあこれはどう見ても「エリクセンの間受け対策」ですね。ただ、それゆえ右サイドの大外のレーンはベジェリン1人で守っている場面が多くなります。

これによってスパーズの定位置攻撃はフェルトンゲン→デイビスの形から始まる事が多くなっていきます。しかし、デイビスは単騎突破が得意な選手では無いですし、そこからクロスを放り込んでケイン・アリに空中戦を挑ませる!ってのも効率が悪いです。

よって、このままだと単調な攻撃で終わるだけじゃ!とエリクセン・アリがベジェリン裏に抜けるランニングで違いを作り出そうとします(これ、ウィルシャーに超絶不足してる判断であり動き)。

この動きに対して…
【誰も付いて来なかった場合】

大外で数的優位を確保でき、サイドの深い位置をエグる事が出来ます。


【CBが付いてきた場合】

使えれば得点の確率が跳ね上がるニアゾーンにスペースを作る事が出来ます。

※ニアゾーンってのはこの赤色のゾーンの事です↓↓


昨季のWHLでアリに決められたゴールもこの"ニアゾーン"を使われての失点だったよねーん。

【CHが付いてきた場合】


CB前のプロテクトが無くなるため、斜めの楔を打ち込み易くなります。


…というように、このランニングはスパーズがアーセナルの守備に対して後出しジャンケン攻撃を繰り出せるようにするためのモノで、アーセナルがどのような対応をしても大体の確率でスパーズは自分達の形に持ち込めるようになっています。


で、アーセナルはどのような守備を選択したかと言うと…


CHが付いていく形です。まあこれはマークの受け渡しの必要が無く、相手にスペースを与えるエリアも比較的低い位置なので最もリスクが低い無難な選択と言えるでしょう。

よって先述の通りスパーズはデイビスからの斜めの楔を打ち込めるようになるんですが、ここでスパーズの問題点が露呈されます。

それは"デンベレとシソコの展開力不足"です。


局面はスパーズの定位置攻撃でデイビスがボールを保持しているところ。

アリが外抜けのランニングでジャカを釣り出した事によってハリケーンさんへのパスルートが開き、デイビスから斜めの楔が打ち込まれます。


そしてそのレイオフがデンベレへ渡ります。ここからが問題です。

このシーン、確かにシソコの前の相手SH-CH間にスペースが出来てはいますが、その1個後ろのモンレアル・コラシナツはそのエリアをケアしようと、明らかに重心を前に傾けています。更に画面から切れてはいますが、ラカゼットもプレスバックを狙っています。

シソコは狭い空間で息が出来るようなプレーヤーではありません。こんな状況でパスを貰っても…


周りと意図を合わせる余裕だったりが無いので当然パスミスをしてしまいます。

また、プレスを避けるためのバックパスを選択し攻撃を1から組み立て直さなければならなくなる、というような場面も何度も見られました。

デンベレ・シソコは足元で解決しようとする場面が多く、人を基準とした守備を敷いていればいつかは捕まえられるので、アーセナル側からすると全く怖くないんですよね。

これ、デンベレの位置に入っている選手がウィンクスだったら…


シソコの前のスペースをエサにして、裏のスペースにトリッピアを走らせ視野リセット攻撃を仕掛けるよね〜。

この場面のように↓↓


アーセナルが前節フェルナンジーニョにこのような形でやられている事も考えると、最初の交代がデンベレ→ウィンクスだったのは当然中の当然だったと思います。

個人的にはそれに加えダイアーを一列上げて4-2-3-1に変更して、中盤の散らし役+サイドの枚数を増加させた方がアーセナルはより嫌だったと思いますが。前プレの基準もブレますし。


まあそんなこんなで試合は進んでいき、幸運な判定もあって2-0アーセナルリードで試合を折り返します。

後半、まず変化が見られたのはアーセナルのハーフラインより後ろの守備でのシステム。前半より更に明確にエジルにハーフスペースへのコース切り(エリクセンの間受け対策)をさせ、逆サイドのアレクシスサンチェスをカウンター要因として前残りさせる5-3-2システムに変更してきました。




続いて動いたのがスパーズで、デンベレ→ウィンクスの交代。理由はもう述べているので省略。




・ジャカのカバーリング。


ウィンクスの投入によってスパーズは定位置攻撃時の横の揺さぶりの精度が安定してきます。更にウィンクスは「中と見せかけて外」「外をエサに中」と言った駆け引きも出来る選手なので、アーセナルは中盤3枚のコース切りだけでは縦パスや間受けを制限する事が難しくなっていきます。よってアーセナルはニアゾーンを使われるリスクが高まるCBの迎撃で、スパーズの攻撃に対応するようになります。


しかし、"ジャカのCB裏のカバーリング"によってスパーズの選手達にニアゾーンへの侵入を許す事は殆どありませんでした。


局面はウィンクスがエジルの内側に潜り込んでいるところ。アリの楔の引き出しに対して、コシェルニーが迎撃に向かっています。

通常ならば、コシェが抜けたエリアにスペースが出来るのですが…


ジャカが最終ラインにカバーに入ってケア。


スパーズが横にボールを動かしている間にポジションを修正し、CB→左CB→WBの迂回攻撃を選択させるという完璧なバイタル封鎖を見せていました(モウさんのチームみたいw)。

これは左サイドでも同じで、


ウィンクス→アリの縦パスにナチョが迎撃で対応。その裏のカバーにジャカが入り…


5バックの形を維持と、決してニアゾーンを空ける事はありませんでした。(ジャカが降りた分、若干バイタルが緩くなっていますがムスタフィが首を振ってそれを認識出来ているので、大方大丈夫)



・カウンター攻撃について。

これはそんなに特別な事では無いのですが、サンチェスの裏へ抜け出す意識、明らかに高くなっていましたよね?
先制点やヘッスラを見せたシーンのようなロングボールを収めてチャンスに繋げるという形は勿論、



このシーンのようなショートパスで繋いでいくカウンターでも、相手最終ラインを引っ張ってスペースを作る事でかなり貢献していました。

<シティ戦>とは全く違いますね。




・コクラン投入+ラムジーシャドウでバイタル封鎖を強化。

後半27分、アーセナルはラカゼット→コクランの交代でサンチェスを最前線に、ラムジーをシャドウの位置に上げ、守備システムも5-4-1に変更します。

その狙いはSHにアタッカーでは無くMFの選手を配置する事でバイタルエリアの密度を高めて、ウィンクスからの配球の制限をする事。守備時のアーセナルのエジル-ジャカ-コクラン-ラムジーのラインは4CHと言っていいくらい中央へ絞っていて、ペナ幅で4-4のブロックを形成していました。


これだけSHが中央に寄れば当然サイドの枚数が少なくなってしまいます。
しかし、スパーズもサイドにはWB1人しか置いておらず、突破に長けている訳ではないトリッピア・デイビスにならデュエルで勝てるだろうという算段です。

逆サイドに展開された場合は、最終ラインの5枚がスライドしてペナ幅内4-4の形を維持していました。

で、その結果…


こんな綺麗なディアゴナーレが見られました( 笑 )

君たち…

ユーヴェ?w    流石にそれは褒めすぎかw

逆サイドに展開されても〜。


ちゃんと隣の選手の背中をプロテクトしてますね。本当に綺麗なディアゴナーレです。

いや〜僕達の知ってるアーセナルの守備はさ〜。

このようにボールへアプローチした選手の背後をプロテクト出来ていなくて、ストーク相手に簡単にバイタルに侵入されてしまうってヤツやん?


なんやねんこれ…。


戸田さん「アーセナル、こんな守備出来たかな〜」
ポチェさん「それな」
チェフ「ほんまそれ」
アーセナルファン「完全同意」


ジョレンテを投入した事によりサイドからのクロス攻撃の比重が高くなったのもあると思いますが、この変更以降スパーズがアーセナルのバイタルエリアに侵入出来た場面はありませんでした。


試合はこのまま終了し、2-0でアーセナルが勝利。



・この試合の雑感。

完勝完勝〜。全員がやるべき事をやった結果。代表ウィーク中に相当準備と対策をしてきたんやなと。文句無しの出来。審判に助けられた部分も大きかったけれど、これで結果が付いてこなければ仕方が無いというような内容。

あ、でも2点目のラカゼットはオンサイドだからねん。

プレー出来ない部分、つまり腕はラインから出ていてもオフサイドにゃならんぜよ。


一方スパーズについて。スパーズのスカッド事情はあんまり知らないけれど、ポチェさんが最後まで3CBシステムに拘ってサイドで数的優位を作ろうとしなかった理由がやっぱりわからぬ。何度見直しても。


まあそんなのは置いておいて…


North London is Reeeeeeeed !!!!!!!!!!!!













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